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株式会社関西鳶のホームページをご覧いただきありがとうございます。関西鳶が「大事にしていること」をお話をさせていただきます。創業時の話からで少し長くなりますが、ぜひお読みください。
社長が語る「関西鳶」創業ストーリー
創業からの先代社長の思い
関西鳶は父・酒井晴五が、前身である足場組立・解体の受取職人として1988年に創業しました。当時は丸太足場から鋼製足場に変わり始めたばかりということもあり順風満帆でした。その一方で、受取職人の間では、お互い協調性がなく喧嘩が絶えませんでした。
「金にならない仕事はしない」というのが受取職人の常識の中、父はどんな仕事でも進んで引き受けました。毎日朝5時から夜中の12時まで2tトラック一台と体一つで休むことなく働きました。
その原動力となっていたのが足場を使っていただく職人さん、共に汗を流す仲間、家族からの「ありがとう」の言葉です。周りの人の喜ぶ顔を見るたび仕事のやりがいを感じた父は、この経験を通じ「仲間の大切さ」「人の役に立つ喜び」を忘れてはならないと自らに誓いました。
関西鳶の立ち上げ
受取職人間の争いを経験した父は、「一緒に働く職人同士はチームで仕事をするべきだ」という考えから、当時の職人仲間2人と「関西鳶ワークス」を立ち上げました。
1998年に私、そして私の中学の同級生であった4人の仲間が、仕事に加わるようになってからも、仲間を大切にすることを常に説き、家族のような会社を目指しました。4年後の2002年に私が社長となり、2009年11月に現在の会社を設立した今も、仲間を大切にする「創業の精神」は当時のまま受け継がれ、現在に至っています。
会社設立はスタッフの安心のため
株式会社関西鳶を設立したきっかけも、仲間の生活保障のためでした。私たちが20代半ばになった頃、結婚したいと言う者が何名か出てきました。家庭を築くにおいて安定した収入や社会保障は欠かせません。仲間が安心して勤め続けられるよう、法人化し社会保障制度を完備しました。
給与や福利厚生など生活面の安心があってこそ、スタッフ自身や家族の幸せがあります。そして心が満たされていれば「いい仕事」ができます。安全を徹底し、「また貴社に頼むわ」とお客様に言っていただける仕事ができるよう、これからもスタッフをバックアップしていきたいと考えています。
仲間を大切にし、人の役に立つ喜びを感じられる人に
会社が掲げる「大家族経営」「社員第一」「想いやりの心」などの言葉には、先代社長から繰り返し伝えられてきた「仲間の大切さ、人の役に立つ喜びを忘れず仕事をしよう」というメッセージが込められています。
働く仲間の笑顔、家族の幸せ、お客様や現場の職人さんの「ありがとう」の言葉を回していけば、会社のさらなる原動力となるでしょう。これからもそのメッセージを胸に、スタッフ一同、関西鳶を盛り上げてまいります。